文責:龍馬プロジェクト北信越ブロック長 小間井 大祐
【なんと!? 南砺市視察2022】
富山県南砺市において龍馬プロジェクト北信越ブロック研修会が開催されました。
南砺市出身で、選挙区でもある富山県議会議員 安達孝彦氏にコーディネーターにお願いしました。
初日は南砺市井波町の「よいとこ井波」での座学とまちなか視察が以下のテーマで行われました。
①小規模多機能自治について
②なんと未来支援センターについて
③なんと幸せ未来基金について
④南砺市における令和の教育改革
⑤利賀村山村留学について
⑥ジソウラボの取り組みについて
南砺市では、住民自ら考え、自らまちづくりをする南砺市を目指して、市内全31地区で地域づくり協議会を設置しての協働の地域運営を行っています。
なんと幸せ未来基金は、龍馬プロジェクト総会で講演いただいた「東近江三方よし基金」を参考に設立・運営されており、実際にコンソーシアムを一緒に組み、休眠預金等活用事業の採択も連携されています。
また、松本教育長が行う令和の教育改革では、戦後74年の「当たり前・均一」を是正するというコンセプトで、各学校に権限を与える学校現場主体の学校運営を実施。
学校の主体性・創造性・多様性を尊重する改革を実行されており、日本の義務教育にも光を感じ、大変刺激的でした。
井波に住み暮らす若い世代でまちを変えていきたいと活動するジソウラボ。
パン屋や地ビール開発など彼らの手掛けるまちづくりを見学。
井波地域の町家を改修した素晴らしいゲストハウス「ベッドアンドクラフト」で宿泊もしました。
2日目は、利賀村山村留学の現地視察を実施。
人口500人(224世帯)の村に充実した学校と寮施設が整備されており、利賀村の田舎暮らしと自然から、助け合いや生きる力を養うことが目的。
長期の1年留学では、地域のホームステイ先で100日間の田舎暮らしができ、全国から年間約25名を受け入れているそうです。
持続可能な仕組みとするためには、外からおカネを稼ぐ仕事を地元で生み出すことが課題。
北陸の自治体の中でも、南砺市の教育が目指す方向性に大変共感を得ると共に、学び持ち帰ることの多かった研修となりました。
文責:龍馬プロジェクト北信越ブロック長 小間井 大祐
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