文責:龍馬プロジェクト北海道ブロック長 近藤 憲治(網走市議会議員)
龍馬プロジェクト全国会北海道ブロックは9月27日、札幌市内で「北海道百年記念塔解体問題のリアル」をテーマとした研修を実施しました。
札幌市厚別区の野幌森林公園に位置する北海道百年記念塔。
1970年に北海道100年の節目に建設された高さ100メートル、耐候性高張力鋼(通称コルテン鋼)で建立された塔で、建築家・井口健氏がデザインしました。
これまで北海道庁は老朽化や維持費の高騰を理由に解体に向けた手続きを進めてきていましたが、「建造物としての価値の評価」や「そもそも老朽化していないとする専門家の見解」などが示されたほか、北海道の歴史をどう伝えていくのか、という本質的な問題も内包していることから解体反対運動が急速に広がってきています。
この日は、百年記念塔解体運動の先頭に立つ文筆家・海堂拓己氏を講師として、現地調査からスタート。
搭の現状を把握した上で、会場を「かでる2・7」へ移し、海堂氏と解体に疑義を呈する北海道議会議員の道見泰憲氏のお話を伺いました。
海堂氏は、明治時代からの北海道開拓の歴史の振り返りとその歴史がどう伝えられてきたのか、という文脈から解体問題を分析。
「百年記念塔の解体は北海道民の地域への愛着や誇りすら失わせかねない誤った動きだ」と批判。
道見氏は道議会内での解体問題を巡る議論の様子や今後の取り組みについて説明しました。
文責:龍馬プロジェクト北海道ブロック長 近藤 憲治(網走市議会議員)
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