文責:龍馬プロジェクト
関西ブロック長 南方泉(富田林市市議会議員)
四国ブロック長 豊哲也(大山町議会議員)
【一日目 泉大津市】
龍馬プロジェクトの初代メンバーでもある大阪府泉大津市長南出賢一の取り組みを二日間にわたり20名を超えるメンバーで勉強してまいりました。今、日本が成すべき世界での役割が政策として見えてきており、どこの自治体もやっていない多くの取り組みが泉大津市にはありました。
初日は泉大津市の取り組みを座学で予習し、懇親会にて団結力を深めました。
【二日目 穴師神社】
朝より泉州二ノ宮穴師神社にて正式参拝いたしました。
こちらの神社のご祭神は天忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)で天照大神と素戔嗚の誓約によってお生まれになった神様で、天孫降臨した瓊瓊杵尊の父にあたる神様です。この穴師神社は伊勢神宮とほぼ同じ緯度にあります。
【大阪湾水質浄化実証実験】
民間企業と連携し、自然が本来持つ力を引き出し、海の生き物の多様性を取り戻すことを目指して、水質浄化機器の実証実験を行なっています。
そんなに大きくはない設備ですが、海の水は驚くほどきれいになっていて、イワシの群れやイルカなどが確認されるほど水質が良くなっています。泉大津市ではこうした腰の重い国ではできないような、先進的な実証実験を自治体で行なっています。
【泉大津フェニックス】
泉大津フェニックスは大阪湾フェニックス計画に基づき産業廃棄物等で造成された埋立地です。多目的広場についてはこれまで数多くの自動車関連イベント及び各種ロケ等の会場として、多目的緑地については野外コンサートをはじめ、各種催しの会場として利用されています。
【N GRILL】
泉大津市港のシンボル緑地として親しまれていたなぎさ公園(泉大津旧港地区内)を、更なる魅力の向上を図るため、当公園の区間を活用して、市民ニーズの高いバーベキュー施設として民間事業者により試行的に運営しています。
この事業は、持続可能な公園の適正な維持管理と港湾の賑わい創出の可能性を探るため、社会実験として実施するものです。
【泉大津市率図書館 SHEEPLA(シープラ)】
空きテナントの多くなったショッピングモールの4階を改築し、2021年9月に支店オープンした市立図書館です。
現在の館長河瀬裕子さんはもともと熊本で図書館の運営業務などに携わっていましたが、その手腕を買われ、今回の市立図書館立ち上げに関わられました。
シープラには市民の方々が来たくなる、さまざまなアイディアが盛り込まれています。話ができる空間、飲食ができる空間、遊べる空間、集中して勉強できる空間などがきっちりと分けられゾーニングされています。
オープンセミナースペースという空間もあり、講演会などにも参加しにくい方などが、本を探す流れで、セミナーの内容を聞けたり、参加できたりする空間となっています
【SHEEPATH PARK(シーパスパーク)】
プレイパークでは、標高5.7mの山「シーパス山」を造成し、起伏を設けて傾斜を利用した芝すべりや井戸水を汲み上げて水遊びができる「どろんこリング」など子ども達が、直接自然に手で触れて遊べるスペースになっています。
二日間、南出市長アテンドのもと、考えうるさまざまな地方創生のあり方を凝縮した泉大津市の取り組みを体感してきました。
一自治体でここまでできるのかと、可能性を大きく感じた研修でした。
2024.08.09
イベント報告 中国ブロック2024.08.01
イベント報告2024.04.25
イベント報告 東海ブロック2024.04.13
イベント報告 北海道ブロック2024.03.23
イベント報告 四国ブロック