11月20日(土)は2名の講師をお招きして、第三回の関東龍馬塾を開催しました。
当日の模様は、開会の挨拶役を務めました、本会人事局長の雑賀日出夫からのレポートです。
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11月20日に新宿にて、第三回の関東龍馬塾を行いました。今回は「選挙」をテーマに、 選挙に関心がある33名が参加。来年の統一地方選を控え、真剣なやりとりの場となりました。
上島俊範情報システム担当委員長の司会のもと、雑賀日出夫人事局長の挨拶と龍馬プロジェクトの趣旨説明で開会。次に、一人ずつ自己紹介。 参加者の約半分が次回の統一地方選出馬予定。何と、12月の茨城県議選に出馬する初参加もおりました。
メインは、佐藤大吾氏(NPO法人ドットジェイピー理事長)の「選挙とドットジェーピー」 に関するご講演。佐藤氏は、『20代コネなしが市議会議員になる方法』をご出版されているご経験から「選挙に勝つ方法は、 公職選挙法でやって良いということを、他の候補者が真似ができないレベルまで、きっちりやるかどうかに尽きる。メチャクチャ地味だが、 唯一の当選する方法である」。また、「NPO法人ドットジェーピーは、20歳代の若者が投票に行かないと、 投票率が高い年輩者向け予算に国も地方もなってしまう。そこで、若者の投票率向上という問題解決のために設立。大学生による自主運営、 議員インターンシッププログラム、若者メディアの活用などにより、ドットジェーピー出身の議員を27名輩出」されているとのこと。
年輩との比較に基づいた若者に焦点を当てたお話で、選挙のアプローチにとても役立つ貴重なご講演でした。
二番手は、野沢高一氏(株式会社アノン代表取締役)の「米国中間選挙と選挙の具体的手法」に関するご講演。野沢氏には、 選挙プランナーとして豊富なご経験と素晴らしい実績に裏付けられたお話を頂きました。
「米国の選挙は階級により、支持政党がほぼ決まっており、日本の選挙の参考になる点は乏しい。
選挙は他の候補者より、早く始めるか、熱く始めるかに分かれる。
そして、当選するには、
『自分のファン+前回他の候補者に投票した人+前回投票しなかった人>他の候補者』
になるには、どうしたら良いかを考えることに尽きる」。
そのための具体方法を時間が許す限りアドバイスして頂きました。
最後は、池田裕樹総務局長の閉会で幕を閉じました。
来月11日の第四回関東龍馬塾は「医療改革」をテーマに行う予定です。
(文責:雑賀日出夫 本会人事局長)
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<講師略歴紹介>
■佐藤大吾(さとう だいご)
一般財団法人ジャスト・ギビング・ ジャパン業務執行理事
NPO法人チャリティ・ プラットフォーム代表理事
NPO法人ドットジェイピー理事長
内閣府政策調査委員(非常勤国家公務員)
早稲田大学客員研究員
73年大阪生まれ。大阪大学法学部中退。大学在学中に起業。
企業でのインターンシップ導入支援事業や、商工会議所主催「段取り力検定」を 立ち上げるなど、 途中企業合併を経つつ一貫してキャリア教育事業に携わる。
またNPO活動として98年、議員事務所や官公庁などでのインターンシッププログ ラムを運営するNPO法人ドットジェイピーを設立。 これまでに約1万人の大学生が参加、うち27人が議員として活躍。 「Yahoo!みんなの政治」、「楽天LOVE JAPAN」 の運営も行うなど、 インターネットと政治を近づける活動にも注力する。
10年間の株式会社とNPOの経営を経て、07年5月、NPOを財政面から支 援するNPOとしてチャリティ・プラットフォームを設立。 社会に貢献したい人と、 支援を求めるNPOとの橋渡しとなるべく、全国優良NPO情報サイトの運営、 企業に対するCSR、 PR支援事業を行う。
世界最大級の寄付仲介サイトである英国JustGivingと交渉の末、 2010年3月より一般財団法人ジャスト・ギビング・ ジャパンを創業。
(出典:JustGiving Japan プロフィール)
1.21人に1人が当選! “20代、コネなし” が市議会議員になる方法/佐藤大吾
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■野沢高一(のざわ こういち)
1959年6月25日仙台市生まれ。
(財)日本世論調査協会個人会員、株式会社ジー・エフR&Cチームに選挙調査担当として勤務。
(※出典:GFResearch: 野沢高一のこつこつとことんブログ)
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