龍馬プロジェクト 関東研修合宿(2012.2.18-19開催) 文責:河井・永井
2月18日~19日の2日間、TKP品川カンファレンスセンターで行われました
「龍馬プロジェクト 関東研修合宿」についてご報告させていただきます。
1日目
最初に、佐々木信夫先生から「ゼロベースで未来を考える~道州制や議会制度について~」と
題してご講演をいただきました。
東京富裕論という言葉がありますが、東京オリンピックから50年近くが経過し、
都市機能自体を更新する時期にきているという現実を目の当たりにしました。
インフラなどの再整備を考えると、大都市の財政はこれから厳しくなる一方です。
これから必要になるのは「大都市経営」という視点、
そして議会の役割(決定・監視・提案・集約)の全てをしっかりと果たすことだと理解しました。
続いて、倉山満先生より「志士と憲法~今すぐ坂本龍馬になる方法~」と題してご講演をいただきました。
龍馬を非常に身近な存在として感じられるような、様々なエピソードを交えてお話しを
展開してくださいました。
「感動・伝達・参加」この3つのキーワードがあれば、現代の龍馬になれるとのこと。
皆がなるほどと感心していました。
後半は大日本帝国憲法と、日本国憲法の違いについて独自の切り口でご講演くださり、
憲法の原点を学ぶことができました。
私たちは日本をどうするのか。ほろぼすか、守るか、さらに発展させるか。
真剣に考えなおす良い機会となりました。
1日目の最後は、龍馬プロジェクト首長サミットが行われました。
「現職首長から国へ提言!」というテーマのもと、まず尾崎高知県知事による基調講演が行われ、
その後はパネルディスカッションが行われました。
パネラーは尾崎知事と、松尾市長(鎌倉市)および澤井市長(松原市)の3名。
コーディネーターは鈴木英敬三重県知事がつとめられました。
首長からみた議会や執行部である行政の課題など、それぞれの自治体で状況が異なり、
非常に参考になりました。
最も印象深かったのは「政治主導とは、単に官僚を排除することではなく、
役人を使いこなすことである」という尾崎知事の言葉。
地方議会に身を置く私たちに、「まず、日本がどうあるべきかを考えて仕事をするように」という
強いメッセージをいただきました。
文責:河井志帆
2日目
宿舎にて有志による夜中3時までの懇親会においての議論の疲れも残る中、
2日目は経済政策の勉強からのスタートでした。
講師はテレビ等でもお馴染みの三橋貴明先生による「デフレ脱却の処方箋」を
テーマに講演を頂きました。
客観的なデータを元に今の国の経済が抱える問題に対してわかりやすい説明。
今、国が取っている政策は真逆であり、今のデフレ時においては有効需要を
創出しなければならないと三橋理論を披露して頂きました。
研修会最後は八幡紕芦史先生による「議員・政治家のプレゼンテーション能力」について。
改めてプレゼンテーションの大切さ、具体的な方法を講義頂きました。
2日目の最後は全体会議でグループに分かれ、研修会の振り返りを行った上で、
今後の龍馬プロジェクトについて議論をし、その後、神谷会長による今後の活動方針の発表。
メンバー同士の信頼関係も構築出来、研修の内容も踏まえ充実した2日間となりました。
文責:永井浩介
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