龍馬プロジェクト 国民啓発委員会 企画
未来の有権者教育~子供たちに政治の仕組みを考えてもらおう~ 文責:国民啓発委員長 小野仁志
(3月10日開催)
現在、国民啓発委員会では「未来の有権者教育」を企画しています。
良い政治家を増やすためには、政治の仕組みを良く知ってもらい、
良い有権者を育てていくことが不可欠だという結論にいきついたからです。
我々地方議員が、自分たちの手作りでテキストを作って教えていこうと考え準備しています。
そのため、今回は模擬授業を大学生中心とした学生の皆さんに受けていただき、意見をいただこうという主旨で開催しました。
当日は学生の皆さんはもちろん、龍馬プロジェクトのメンバーや一般参加の方もお越しいただき非常に有意義なものになりました。
今回の模擬授業では、はじめに「議員・議会を知ろう」を私が、
次に「民主主義・選挙とは」を竹内国民啓発副委員長が、
最後に「グランドデザインを描こう」を神谷会長が担当し、3つのパターンで授業を実施しました。
「議会・議員を知ろう」「民主主義・選挙とは」のふたつの授業では、議会の仕組みや議員の仕事を紹介し身近に感じてもらうことや、なぜ民主主義が必要なのかを説明しました。
小中学生の頃から少しずつこういった意識づけをしていくことで、「誰がやってもいっしょ」や「自分の一票じゃ何も変わらない」という考え方の有権者でなく、自分のまちに必要な政治家が誰なのかをしっかりと考えることが出来る、そんな有権者の育成につながればとの思いです。
また「グランドデザインを描こう」は、小学生ではなく中高生向けの授業です。政治が解決するべき問題があっちに行ったりこっちに行ったりでまさに迷走している昨今、何が一番大切なのか、それを判断する基準がバラバラなので、統一された見解が出てこない。
こうした政治の迷走や、日本の将来設計のあやふやな点を解決するために重要な視点がグランドデザインを描くという視点であり、これが描ければ山積する個別問題に優先順位が付けられるようになる。そうすればどの問題を、いつどのように解決していけばよいか、順序立てて解決していくことが出来る。
このことをワークショップを交えながら90分の授業で実施しました。
3つの授業に対してそれぞれ意見をいただきましたので、それを参考にさせていただきながらより良いテキストをつくります。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
文責: 国民啓発委員長 小野仁志
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