関西ブロック 第12回関西龍馬塾(開催日:25.4.21)文責:比嘉
人格教養教育プロジェクト 事務局長をお招きし、
「規範形成教育の提言」~日本を清く美しい流れにするために~を題して
講演頂きました。
日曜日にも関わらず、18名もの方々にお越し頂き、
遠くは静岡県から来られた自衛官や、
石川県加賀温泉郷マラソンの出場後に来られた方、
電車の車掌さん、
などバラエティに富んだ方々にご参加頂けました。
今回の勉強会は、個人的にも非常に関心のある分野であり、
とても勉強になりました。
講演概要は次の通りです。
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現代の問題点をあげると
身近なところでは、電車内で化粧をする、期限を守らないなどから、
社会問題としては、幼児虐待、自殺、自己破産などがある。
これらの本質的な問題は何だろうか。
規範が欠けているのではないか。
「正」という字は、「一」と「止」と書き、この線で止まれ。
この線が規範である。
すなわり、判断や意思決定、行動の基準。
この基準がバラバラになっている。
規範は教育の基盤となっているもので、ここがぐらついていると
その上に載るものもぶれてしまう。
武道なら、
技
体
心
学校なら、
知
体
徳
企業なら、
知識
スキル
人間力
というように、3段構造になっていて、
一番下の階層にある、心、徳、人間力と呼ばれるもの。
現在の学校教育では規範形成の教育は行われておらず、学力向上のみ。
江戸次代以前は、規範形成教育が
論語や大学といった古典を通じて行われていました。
例えば、五倫は、
父子親あり:親しき仲にも礼儀あり
君臣義あり:互いの義を果たすこと
夫婦別あり:背を付け合い家庭を360度守る
長幼序あり:お先にどうぞの気遣い
朋友信あり:友人関係は約束を守ること
である。といったことです。
しかし、現代ではこういった教育が抜け落ちたまま、
知識教育のみになっており、せっかく習った知恵が正しく活かされていない。
規範教育の重要性を理解し、これを広めていくことが大事である。
人格教養教育プロジェクトでは
今年から具体的な行動して各地で勉強会を始めるなどしており、
この動きを強く大きなものにしていきます。
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勉強会後の懇親会では、日曜日にも関わらず、
10名の方に参加頂け、とても盛り上がり有意義な時間となりました。
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