東海ブロック 第4回東海龍馬塾(開催日:25.9.27) 文責:神谷宗幣
第4回目となる、今回は、愛知県護国神社にて開催させていただきました。
勉強会前に有志で正式参拝もさせて頂きました。
また禰宜に神社の歴史や案内をして頂きました。
戦艦大和の砲弾をつかった記念碑や戦後占領化で神社の名前を変えさせられた時の石柱を見せて頂き、
天皇陛下が護国神社にむけられる思いなども聞かせて頂きました。
また、境内には警察と消防で殉職された方の慰霊塔もありました。
本来なら御霊をまつりたいが、政教分離のせいでそれもできないとのお話もききました。
思いのこもったご案内に感謝です。
お土産まで頂きました!
研修の講師は今回も皇學館大学の松浦光修先生。
テーマは、テレビや小説が伝えない坂本龍馬。
話は大きくわけて以下三つのポイント。
1、龍馬はたんなる平和主義者などではなかった。
2、龍馬は神様や朝廷を非常に敬っていた。
3、龍馬は大変学があり、楠木正成らを尊敬していた。
■ 1については、龍馬が四境戦争に参加したり、大政奉還後の戦さも見通して行動していた事実をあげ、
相手が強くとも正義のためなら戦う侍であったという話を。
■ 2については、龍馬の手紙にその通りのことが書いてあると。
■ 3については、龍馬は和歌をたしなみ、楠公のことをうたっており、南朝の時代に編纂された新葉和歌集を
取り寄せて読んだり、家系人々は土佐の朱子学を学んでいたこと、龍馬自身が水戸学を学び、大日本史を読んでいたこと。
などを学びました。
我々日本人がいかに戦後の切り貼りされたイメージの龍馬を植え付けられているかを学ぶのが今回のテーマでした。
ちなみに、大東亜戦争前の日本人が尊敬する日本人のベスト4は、
楠木正成、乃木希典、西郷隆盛、吉田松陰だったそうです。
今は龍馬や信長ですよね。
今回は龍馬でしたが、実は一般的に知られる信長のイメージも実はかなり実際と違うようです。
誰が人のイメージを捻じ曲げていくんでしょうね。
懇親会には予想以上に皆さん残って頂き、
政治家、自衛官、神主、主婦、学生といったメンバーで日本の未来を語りました!
文責:神谷宗幣(龍馬プロジェクト全国会 会長)
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