龍馬プロジェクト 中四国ブロック研修報告
文責:中四国ブロック副ブロック長 浜口卓也
中四国ブロックの研修会のテーマは、
『日本の素晴らしさを自ら体験する!』
江田島旧海軍兵学校と無人島サバイバル研修
8月29日(金)~8月31日(日) 2泊3日
我が国の歴史と共にある旧海軍兵学校を初めて訪ねました。
東郷平八郎元帥や私の郷土の偉人である島村速雄大将の偉大さに触れると共に
国のために命を落とした英霊の思いを感じる事のできる場所であります。
皆さんも是非一度訪れてください。
広島県江田島の旧海軍兵学校を後にし、
廿日市市にて松田雄一先生の講義を受けました。
「台湾に生きている日本精神 冷凍保存された日本の心」と題した講演。
考えてみれば我が国の歴史はいつ始まったかも分からないくらい深く、
一度も外国に侵略されていませんが、台湾の歴史は複雑すぎます。
そもそも国家でもありません。
過去に我が国が統治し、現在は中国によって統治されているような状態ですが、
そのアイデンティティーは様々です。
松田先生が、日本統治時代の老人から教育勅語を教わった話が全てを象徴しています。
日本人としての誇りを持つことができる幸せを我々は噛みしめるべきだと思います。
そして翌日、ついにカヤックにて出発です。
ドキドキワクワクしていたのは乗り込んで5分程度でした。
後は腕と肩の痛みにただ耐えるのみ。修行です。
さすがサバイバル。
宮島に向い、厳島神社の鳥居をカヤックでくぐったときにはさすがに疲れも癒されました。
なんとか目的地に到着。無人島と聞いていましたので、誰もいないと思いきや、
BBQやマリンスポーツを楽しむ人々で賑わっており、落胆と安心感を抱き、
ついに潜ってサザエや魚を調達するのだ、という高揚感。
しかしその夢も30分で潰えました。
海が濁って何も見えず、
道具が甘すぎて何も調達できず、結局浜に打ち上げられていた小イワシを拾い集め、焼きました。
もちろんインストラクターさん持参の豊富な食糧に助けられましたが。
しかし、夕刻からは誰もいなくなった島で自然に一番近く身を置けば、普段忘れていた大切なことに気が付きます。
キャンプにも目覚めました。なかなか一歩が踏み出せませんが、
皆さんも自然の一部である人間の本能を呼び覚ましてください。
趣旨
日本の素晴らしい伝統、文化、自然を身を持って体験する事。
内容
靖国神社遊就館に匹敵する収容内容の江田島海軍兵学校教育参考館視察と無人島へ自力で行き、
衣食住をインストラクター指導の下、サバイバル状態で経験する。
行程
8月29日(金)
13:00JR広島駅集合
宇品港へ移動
フェリーにて江田島へ。
15:00~16:30 江田島第一術科学校(旧海軍兵学校)見学
フェリーにて宇品港へ。その後、宿舎へ移動。
18:30~宿舎にてセミナー
19:45~宿舎にてセミナー講師を交えた懇親会
8月30日(土)
宿舎からパドルパーク(シーカヤック発着場)へ移動(徒歩3分)
8:00 パドルパーク着
各種説明後、無人島に向けて自力で出発
11:30頃無人島着
無人島着後、野営準備、食糧確保準備、洞窟探検など。
8月31日(日)
野営場にて朝食、釣りなどを経て、自力で帰還。
17:00頃、JR広島駅着予定。
■持ち物:着替え、タオル、飲み物(ペットボトルのお茶やジュースなど)
帽子、サングラス、日焼け止め等、
テントとシュラフ(レンタル可能です)
※旧海軍兵学校 海上自衛隊第一術科学校
イギリスのダートマス、アメリカのアナポリス、と並び世界三大海軍兵学校と呼ばれた、旧海軍兵学校。
現在の海上自衛隊第一術科学校。
広島県初の総理大臣加藤友三郎や山本五十六など多くの軍神、偉人を輩出しております。
教育参考館には特攻隊員の遺書や数々の遺品があり、その中でも東条英機元内閣総理大臣の遺髪は胸を打つものがあります。
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